過去も未来も全部話す。佐藤のアップデート記
2025/4/3

Naps-Shavingへようこそ!
こんにちは!Naps-Shaving代表の佐藤です。
東京、新宿で女性理容師によるプロの剃刀シェービングを提供しています。
「理容師=男性の仕事」と思われがちですが、
私があえてこの道を選び、今に至るまでのストーリーや、
Naps-Shavingのこだわりをお伝えしたいと思います。
初めての方も、これを読んで 「こんな想いでシェービングしてるんだな〜」と 知ってもらえたら嬉しいです(^^)

代表・佐藤の経歴
2025年3月現在、27歳です!
理容師歴は8年目。
シェービング専門の技術者として5年の経験を積んできました。
その前は、メンズヘアカットをメインに担当する理容師として働いており、
カットサロンで2店舗の経験があります。そこで厳しく鍛えられました(笑)。
その為男性のシェービング経験も豊富なため、napsでは男性のお客様もご来店いただけます!
その後、新規オープンする旧サロンから求人をいただき、
女性のシェービング専門スタッフとしてのキャリアをスタートしました♪
旧店舗オープン1ヶ月後にコロナ到来
皆さんの記憶にも新しい出来事…そう、コロナウイルスの到来です。
新しい職場に変え心機一転!と思ったが、、オープンしてわずか2ヶ月で緊急事態宣言。
当時の社長は「首を吊る覚悟だった」と話していました。雇われている身とはいえ、
「働かざる者食うべからず」。
このままでは自分も収入を得られない!
そう思い、なんとか集客をしなければと行動を開始しました。
・SNS集客のスタート
5年前はまだSNS集客が今ほど主流ではなく、やってみたもの勝ちの時代でした。
まずは Instagram と TikTok。やったことはなかったけれど、思い切ってアカウントを作成し、スタートしました。
美容サロンといえば「ホットペッパービューティー」に掲載するのが一般的。
しかし、当時はさまざまな事情が重なり、社長のOKはもらえませんでした。
そこで、 minimoとSNSでの集客 に全力を注ぐことに。
・地道な努力の積み重ね
しかし、すぐに効果が出るわけではありません。
友達に声をかけたり、お店の前でチラシを配ったり、とにかく地道に続けました。隙間時間や休みの日には、
- 新しいメニューを考える
- POPを作成する
- minimoの効果的な使い方を調べる
など、あらゆることを試しました。
結果がすぐに出なくても、諦めずにコツコツ積み重ねたことが、後の成長につながりました。
技術はどこで覚えたの?
この質問、気になる方も多いのではないでしょうか?
実は、私自身もともとはメンズサロンにいたのですが、現在の技術はほぼ独学で習得しました!
とはいえ、まったくの独学というわけではなく、専門学校時代の友人に手伝ってもらったこともあります。
彼女はすでに専門職として働いていたため、1〜2日ほど技術のポイントや施術の細かい部分を教えてもらいました。
・理容師の女性専門シェービングの壁
理容師の中でも、女性専門のシェービング技術に特化した講習はほとんどありません。
美容師のように最新の技術を学びたい!と思っても、そもそもセミナー自体が開催されていないんです。
つまり、女性向けのシェービングというのは、
ある意味"人気枠からズレた専門職"ということ。
だからこそ、自分で試行錯誤しながら技術を磨くしかありませんでした。
・独学だからこそ得られたこと
独学で学ぶのは大変でしたが、その分、自分のペースで技術を深めることができました。
もちろん、苦労もありました。
実際に施術をする中で
「もっとこうしたほうがいいのでは?」と試行錯誤の連続。
でも、そのおかげで自分なりの技術を確立することができたと思います。
なぜ理容師を目指したのか?
高校2年の春、進路を考えていた私は、
母の「国家資格が取れる専門学校に行きなさい」という言葉をきっかけに
専門職を目指しました。
当初はライブスタジオの音響や調香師に興味を持つも、ハードルの高さから断念。
美容に関心はあったものの、美容師にはあまり惹かれませんでした。
そんな中、進路ガイダンスで理容師が女性向けシェービングを行うことを知り、
「国家資格」「需要の多さ」「どこでも働ける」
という点に魅力を感じ、理容の道を選択。
担任には心配されましたが、迷いなく進学。
専門学校で学び、国家資格を取得し、理容師としての道を歩み始めました。
「なぜ理容師なのか?」と聞かれるたびに、この選択が正しかったと実感しています。
最高売り上げ月200万円の経験から学んだこと
私が前職で達成した最高の月間売り上げは200万円でした。
あの頃、私は23、4歳で、マンツーマンでのお客様対応に力を入れていました。
その時、私の中には
「女性だからって舐められてたまるか!」という強い思いがありました。
私はがむしゃらに働き、周りに認めてもらいたい一心で頑張っていました。
そして感じたこと。
それは、女性は男性に比べて選択肢が豊富だということです。
例えば、以下のような選択肢があります。
- 早めに結婚して主婦になりたい
- バリバリ仕事をしてキャリアを作りたい
- 早く子供を持ちたい
- 子供を育てながらキャリアも積みたい
選択肢が多いことは素晴らしいことですが、
同時に社会の中で男性よりも女性が優遇されにくいという現実もあると感じています。
それは仕方がない部分もあります。
女性は妊娠・出産などで一時的に仕事から離れることがあるため、
その点が影響しているからです。
だからこそ、
私は「今できる最高の人生計画」を考えました。
それが、20代のうちにキャリアを全力で積み上げることです。
そのためには、自分自身も社長のような意識で集客や仕事の取り組み方を見直しました。
結果として、
月200万円の売り上げを達成することができました。
この結果を得るために必要だったのは、以下の4つの要素だと思います。
- タイミング
- 職業選択
- 日々の努力
- 運
私は、幸運にもこれらの要素に恵まれたと思っています。
店長勤務:スタッフ7人のトップ。
その後努力が評価され、シェービング専門店をオープンしていただけるまでに会社が成長。
そしてサロンのトップに君臨しました。が、
当時の職場にいたスタッフは7名。
7人の女性スタッフをまとめるのは簡単ではなく、いろいろな問題がありました。
私は「絶対的なQUEEN」に君臨することを決意し、売り上げ一位、指名率トップを目指して努力しました。
後輩には厳しく指導し、夜遅くまで練習に付き合うこともありました。
上に立つことは犠牲が伴いますが、愛を持って指導し続けました。
その後、自分が本当にやりたいこととは?
を考える事が増え、結論。私が本来やりたかったこと。
それは、
「シェービング技術を広めたい、そして日本の技術力を世界に広めること」
であると感じ、独立を決意しました。
30代には家庭を持ちたいという思いもあり、今キャリアを作るために行動しようと考えました。
その後2025.2.5 Naps-Shavingをオープンいたしました。

今後の目標
お客様と女性同士ならではの悩みを共有し、
助け合いながら成長することの大切さを実感しています。
Napsに来店されるお客様の多くはリラックスしながら、時にはお互いの近況を話す場にもなっています。
そんな空間を提供できることがとても嬉しいです。
私の目指すシェービングサロンは、
皆さんと共に成長し、人生において良き友となれるような場所でありたいと思っています。
これからも私の夢は続いていきます。
皆様とともに歩めたらとても嬉しいです!
今後ともNaps-Shavingをよろしくお願いいたします!
代表:佐藤鈴音